武井中心に腐の萌え吐き出しブログ。
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捻挫した/ハオ蓮
2011.10.27 Thursday
ずっこけました、捻挫しました。
超軽度なんですけどね!もう痛みもほとんどないけど、再発防止も含めテーピングだけしてます。
この年で思いっきりコケたこの羞恥プレイをバネに、捻挫ハオ蓮SS。
二次元キャラが堕ちいれば萌えなのに!
以下、あっまあまで世捨て同棲ハオ蓮。
超軽度なんですけどね!もう痛みもほとんどないけど、再発防止も含めテーピングだけしてます。
この年で思いっきりコケたこの羞恥プレイをバネに、捻挫ハオ蓮SS。
二次元キャラが堕ちいれば萌えなのに!
以下、あっまあまで世捨て同棲ハオ蓮。
完全な不注意だった。
ガクンと体が落ちたかと思うと、オレは膝から転んでいて、立ち上がろうとしたところで左足首に痛み。
失態の羞恥より捻挫の痛みより、
「蓮!」
普段気取っている彼の焦った声の方が、よっぽどオレを驚かせて心を不安にさせる。
「軽い捻挫だ。」
医者から貰ってきた診断結果と、テーピング用のテープと湿布の入った袋をくれてやっても、ハオは昨日からの心配の顔を崩さない。
「痛くない?」
「平気だ。」
散々「ついていこうか、おぶっていこうか」という提案を振り払って行ってきたのだ。
家の目の前までタクシーを呼んで見送った癖にまだ心配か。
玄関まで出迎えに出てきて大げさな、靴を脱いで顔を上げたところで、
「! オイ!」
「駄目だよ。」
抱きあげられた。
そのまま横抱きに抱えられて、リビングへ。
有無を言わせない語調に、抵抗も無駄かと諦めて彼の腕の中で大人しくする。
痛みはほとんどない。
けれどテーピングされた足首では確かに歩行しづらいし、それを見てハオがまた騒ぐのも目に浮かぶ。
ソファーにオレを抱えたまま腰掛けるハオの膝に大人しく収まる。
けれど、
膝に座った分だけ下にあるハオの心配顔を見て、心の中で誰に言うでもない言い訳を止めて本音を言えば、
彼の心配の発信源である優しさは嬉しかったし、彼を心配させてしまった自分の不注意が憎かった。
思い切り動けない身体は不安を煽ったし、それを埋める彼の体温は心地よかった。
「僕が直そうか?」
輪廻すら思うがままの彼には、こんな怪我などどうとでもなると分かっていた。
けれどその問いには首を振って、彼もそれを強要はしない。
「治るまでは、労わってくれればそれでいい。」
「うん。」
迷うこともなく即答する彼に、少し心が濁る。
「夜も無茶をするな。」
「うん。」
「無茶でなくてもするな。」
「うん。」
心の濁りが溜まっていって、オレ自身それがなんなのか分からない。
「でも、」
その疑問をハオは相変わらず心配と気遣いを忘れぬ口調で教えてくれた。
「蓮がしたいときは、負担にならないようにするけど?」
彼の口調には揶揄も下劣な含みもない。
それじゃぁまるで、オレだけハオを欲してるみたいではないか。
それは子供の駄々の様な、女の我儘の様な。
オレだけ酷く幼稚な恋愛をしている。
自覚して、恥ずかしさに染まった頬を、ハオは見ないように目を閉じてオレを抱き寄せる。
「じゃぁ、」
そして、その体温で、オレの濁りを溶かす。
「完治したら。」
全てを見透かしたような台詞を吐く。
オレがまた濁らぬように、この優しい恋人は優しさばかりオレに寄こす。
「約束してね。」
「……してやる。」
「じゃぁ、」
指きりの代わりにキスをして、痛みも不自由もそれほどない怪我の完治を待ち遠しく思った。
SFもしがらみも全部終わって無くなった世界のハオ蓮は、シャーマン能力も読心も滅多に使わず在るが儘だとすごく萌える。
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