たまには蓮から矢印出てる話でも。


学ﾊﾟﾛ的な通常営業（ﾎﾛ←蓮よりな皆蓮が大好きだよな蓮総受け）

「何聞いてんだー？」
チョコラブが耳にはめているイヤホンを後ろから取って、ホロホロは自分の耳にはめる。
「アッチのインディーズだから知らねぇだろ。」
無遠慮なのはいつもの事で、とりたて注意するでもなくチョコラブは机に向いていた身体を横に向けてホロホロと蓮と小さな円を作る。
留学生のチョコラブの母国語が流れるイヤホンにホロホロは眼を輝かせる。
「いいな、歌詞わかんねぇけど！」
「無学が。」
蓮の嫌みは聞こえなかったようで、ホロホロは蓮の口の動きをどう解釈したのか左耳につけていたイヤホンを蓮に差し出した。
「なに、」
「な、いいだろ！」
身をそらして逃れようとした蓮に、まるで自分が持ってきた手柄を披露するよう得意気に蓮の耳にイヤホンをつけてしまう。
そんなホロホロを相変わらずとがめも怒りもせずチョコラブは眺めている。
だが。
「ちょ、ホロホロ、ちかっ」
「これライブとか超盛り上がりそう、行きてー」
Lイヤホンを左側に立つ蓮が、Rイヤホンを右側に立つホロホロが。
必然的に二人は肩を組むような距離。
落ち着いて音楽鑑賞どころでない蓮の染まった頬を眺めて、チョコラブは解決策を教えるでもなく眺めている。
が、
「へぇオイラにも聞かせてくれよ。」
二人の間に割り込むように、葉が後ろから蓮のイヤホンを奪いながら登場した。
「おー、葉、」
「とりあえずイヤホン交換してくれるか、ホロホロ？」
いつものユルい笑みに隠された敵意に全く気づかず、ホロホロは言われるまま葉にイヤホンを差し出す。
「ホロホロはバカだなぁ、こうすれば余裕があるだろ？」
「おお！葉、すげぇ！」
聞こえた嫌みにも微塵も気づかず純粋に感心するホロホロに、葉は自分の負け色濃い恋敵に呆れればいいのか感心すればいいのか。

「鈍感って罪だなぁ、蓮。」
「な、なんの話だ！」
二人のやり取りを静観していたチョコラブの同情に、感情を隠すのが下手な級友は上ずった声で返した。











さっき電車でイヤホンかたっぽづつ小学生がいて和んだので短文投下。

だが葉の旦那の口調が崩壊な上にﾎﾛが鈍すぎんだろ。

チョコラブさんが聞く音楽ってなんぞ、ヒップホップか？
なら葉くんと趣味会うのでは？
ﾎﾛはロック。私的テーマソングはORANGE RANGEと、（碓氷さんなら）布袋さんです。
蓮とﾘｾﾞはクラシック？
カラオケ行ったら歌う曲なくて困ればいいんだよ。
で、いつもﾎﾛが聞いてる曲をうろ覚えで歌えばいいよ、流行りのラブソングとか！！
歌ってみたら歌詞があっまあまで辱しめを受ければいいんだよ！！強制終了は禁止です。